■ヒルストーン (H鋼切断撤去)工法
三越大阪店の解体に伴い基礎の破砕撤去をおこなった。現在の基礎形状では採用されることはないと思われるが、『レール材の井桁組敷設コンクリート巻き基礎』であり、レールには大正時代の貴重なレール材を使用した構造を採用されていた。この鋼材は『双頭レール』と呼ばれる幻の鋼材なども使用されており現在大阪市立大学に寄贈されその姿が展示されている。
その珍しいレールであるが近隣境界部並びに振動騒音などの問題から破砕し撤去できる工法としてヒルストーン工法を提案し採用され施工した。
DH606ヒルストーン専用機
CAM160VD D150HP
相判クローラーDH500 クラムシェル使用
相判バックホー ZX200 0.7m3式 |